「やりたいこと」が見つからない
「これから何か始めたい」
そう思っているのに、
「でも、私がやりたいことって何?」
と聞かれると、答えられない。
そんな人は、実は少なくありません。
そして、ここで無理に「やりたいこと」を決めなくても大丈夫です。
なぜなら、やりたいことは、最初からはっきりしているものとは限らないから。
これまでの経験や、人との関わりの中に埋もれていることもあります。
まず、「やりたいこと」を探すのをやめてみる
「何がしたい?」
と考え続けると、余計に分からなくなることがあります。
そんなときは、質問を変えてみましょう。
① これまで、何をしているときが楽しかった?
仕事でも、趣味でも、家事でも構いません。
「気がついたら時間が経っていた」
「人に頼まれると、つい引き受けてしまう」
そんなことはありませんか?
小さなことで大丈夫です。
② 人から、何を頼まれることが多い?
ここは、とても大切です。
自分では「こんなの普通」と思っていることが、誰かにとっては**「教えてほしい」「やってほしい」こと**かもしれません。
例えば、
「話を聞いてほしい」
「パソコンを教えて」
「文章を考えて」
「SNSのことを教えて」
「一緒に考えて」
「これ、どうしたらいいと思う?」
など。
人から繰り返し頼まれることには、あなたの強みが隠れていることがあります。
③ 今までの仕事や人生で、何を経験してきた?
「仕事としてやってきたこと」だけではありません。
子育て、介護、人間関係、転職、営業、接客、事務、趣味など。
長く生きてきたからこそ持っている経験があります。
そして、その経験を
「自分にとっては当たり前」
で片付けないでください。
あなたが何年もかけて身につけたことを、
これから始める人は「教えてほしい」と思うかもしれません。
それでも「何もない」と思うなら
ここで、
「私には特別な経験もない」
「資格もない」
「人に教えられることなんてない」
と思う人もいるでしょう。
でも、ここで終わりではありません。
「今の自分に何があるのか」
を整理してみればいい。
そして、足りないものが分かったら、
これから身につければいい。
最初から完璧なスキルを持っている必要はありません。
「やりたいこと」と「できること」は別
ここも、混同しやすいところです。
たとえば、
「人の相談に乗る仕事がしたい」
と思っても、今すぐ仕事として提供できるとは限りません。
反対に、
「Canvaは使えるけれど、別に大好きなわけではない」
ということもあります。
だから、
やりたいこと
と
今できること
を一度分けて考えてみましょう。
やりたいこと
これからやってみたいこと。
できること
今の自分が、人に提供できること。
身につけたいこと
これから学んで、できるようになりたいこと。
この3つを書き出すだけでも、自分の現在地がかなり見えてきます。
最後に、もう一つ大切なこと
「やりたいこと」が見つかったからといって、すぐに商品を作る必要はありません。
まずは、
自分は何をしたいのか。
今、何ができるのか。
これから何を身につけたいのか。
ここを整理する。
そのうえで、
「それは、誰かの役に立つことなのか?」
を考えていきます。
「やりたいこと」をそのまま仕事にするのではなく、
自分の経験やスキル × 誰かの困りごと
が重なったところに、仕事の種があります。
まずは、この3つを書いてみてください。
① 私がやってみたいこと
② 私が今できること
③ これから身につけたいこと
きれいな答えじゃなくて大丈夫。
「こんなこと?」くらいで十分です。
書き出してみると、今まで「何もない」と思っていたところに、意外とたくさんのものが見えてくるかもしれません。
そして、
「書いてみたけれど、やっぱり自分では整理できない」
という方もいると思います。
そのときは、一人で無理に答えを出さなくて大丈夫です。
あなたのこれまでの経験や、今の気持ちを一緒に整理しながら、
「何ができるのか」
「何を仕事にできそうなのか」
「これから何をしたらいいのか」
を一緒に考えていきます。